3月14日(木曜日)
新聞の地域ニュースで連日のように取り上げられているのは、京都府京田辺市松井ケ丘の住民らが、ケーブルテレビ(CATV)の空きチャンネルを利用した自主放送だ。
住民8人が自主放送委員会を結成し、その中のメンバーの一人に、愛妻の友人の自称:いしころさんがいる。どの新聞報道写真を見ても彼女が写っている。
普通”いしころ”と言えば蹴飛ばして遊ぶのだが、我が家にとってはそんなことをすれば罰が当たる。爺さんが入院中には、親族でも無いのに何度も付き添っていただき、足を向けては寝れない大変お世話になったお方だ。小さい体で、どこにそんなエネルギーがあるのかと思うくらい、なんでも精力的にこなすスーパーウーマンだ。 山背古道お茶探検 では事務局をし、趣味の卓球、山登り、スイミング、料理にケーキ作りと幅は広い。
昨夜の6時放映の、NHKの関西ローカルで取り上げられると教えてもらったが、麻雀をする日だったので見ることが出来なかった。しかしながら、「11時半の「ぐるっと関西」で再放送があるよ」と愛妻が告げて、私より一足お先にプールへ出かけた。京田辺市の松井ヶ丘地区のCATV(ケーブルテレビ)を立ち上げるまでの苦労話を聞いていたので、見ない分けにはいかない。一昨日はメンバーの皆さんが青谷梅林の取材に来られ、我が家に駐車して我が家も併せて撮影したようだ。この様子は今頃CATVに流れているはず。
3月10日の開局の記念式典までの様子を、約5分間にまとめて放映された。
平均年齢70歳!開局!手づくり放送局
インターネットもできない高齢者がたくさんいる。
その人だけ情報社会から置いていくのは良くないと思う
取材の一こま
記念式典では、自主放送委員の8人の皆さんが、よくぞここまでこぎつけたかと感激していた。
リーダーの感激の涙が印象的だった。
心配なのはどなたも70歳を超える高齢者なので、本人もそうだが家族の方も病気になれば活動に支障が出る。開局してまだ5日だが、活動が順調に行くことを願っている。この番組で、”いしころ”さんは朗読の勉強もされていたことを、愛妻も初めて知る。 能ある鷹は爪を隠す。 引き出しの多さには舌を巻く。
【経 緯】
団地内の絆を強めようと、京都府京田辺市松井ケ丘の住民らが、ケーブルテレビ(CATV)の空きチャンネルを利用した自主放送「松井ケ丘あいあいコミュニケーション」を、3月10日に開局させる。
団地住民による自主放送は珍しく、それぞれの“特技”を生かし、ボランティアで運営。高齢者が目立ち始めた団地のあり方に一石を投じる取り組みとして注目されそうだ。
松井ケ丘は902戸、2176人(昨年7月現在)の団地。1970年代に大阪のベッドタウンとして開発されたが、ここで育った若者は街を離れ、65歳以上の住民は4割を超える。テレビの難視聴地域のため、開発業者が共同視聴システムを整備し、2007年からは住民らでつくる管理組合(森安孝組合長)がCATVを運営。
これまで、使用料のお知らせなどを掲載した「CATV通信」を月1回発行し、各戸に配っていたが、より多くの情報を提供し、住民の交流を深めようと、空いている「11チャンネル」で自主放送を始めることにした。
住民8人が自主放送委員会を結成し、地元の松井ケ丘公民館に基地局を設置。2月に総務省から免許を取得し、開局の準備を進めている。
放映は午前中は体操、ごみ回収のお知らせなど。午後は動画で撮影した団地行事や愛犬の紹介、本の朗読、カラオケコーナーなどの番組を計画している。