Quantcast
Channel: ゆみちゃんの365日
Viewing all articles
Browse latest Browse all 451

貴重な景観 島畑(しまばた)

$
0
0

3月27日(水曜日)
朝刊に 日本独自、貴重な景観 島畑(城陽市)が載っていた。島畑?それ何?初めて見た言葉だ。”しまばたけ”と言うのかと思っていたが、これは”しまばた”と読むそうだ。
島畑(しまばた)は水田の中に設けられた畑地のことを言う。かっては全国各地に存在しており、日本の農村風景としては普遍的なものであったとされる。
城陽市の島畑は、文化庁がまとめた各地の棚田とともに、文化的景観保護の対象に選ばれているそうだ。一度は勉強のために見ておいても悪くない。
プールで泳いだ後、早速に城陽市枇杷庄に行った。これかと直ぐに分かった。田の土を30センチほど盛ったところに、イチジクの木が植えられていた。

Dscf1316

Dscf1317

Dscf1318

大正時代にはナシが栽培されていたそうだが、鳥取県の大産地に押され、イチジクに転じて現在に至っているようだ。元鳥取県民にとっては少々心苦しい。
島畑(しまばた)は、鎌倉時代の13世紀には各地で行われ、愛知県一宮市には大規模に残っているようだ。目的は動物を含め侵入者を防ぐため。この光景も年々減反政策で田が畑
になるなどで、島畑は減っているとのこと。名古屋大環境学研究科の溝口教授は「島畑は日本独自で文化的価値がある。貴重な景観を残してほしい」と訴えている。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 451

Trending Articles