2月17日(月曜日)
数日前の新聞に、奈良公園の猿沢の池のカメのことが報道されていました。何でも外来種のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が増えて、在来種のニホンイシガメを圧倒し、約9割がミドリガメとのことです。観光客らからは「歴史的な風景に外来種のカメはふさわしくない」との苦情が寄せられ、奈良県は駆除するにも、興福寺が毎年4月に無用な殺生を戒める行事「放生会」を行う猿沢池なので、それも出来ず困っています。猿沢の池は、18年ぶりに2月から池の水を抜いて、護岸などの点検をやっています。これはミドリガメを捕獲するには良い機会です。引き取り手さえあれば、殺生しなくて済みます。どこかないかと探した結果、須磨海浜水族園にあるカメの展示室が引き取ってくれることになりました。目出度し目出度し。
そんなことで、奈良が気になりプールで泳いだ後、散策に行くことにしました。奈良公園には数年行っていません。近鉄奈良駅のそばの駐車場に置き、猿沢の池に行きました。池は水が抜かれ、水量が少なく、カモもサギも可愛そう。
カメは冬眠しているのか、すでに捕獲したのか見ることは出来ません。興福寺の五重塔を見て、鹿と遊んで帰ることにしました。先日の雪は、京都よりも奈良の方が多く降っています。
雪ダルマがまだ残っています。
鹿がセンベイを食べたいと訴えていましたが、無視します。
センベイを持ちでもしようなら、付きまとわれます。