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Channel: ゆみちゃんの365日
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またまた55年ぶりの”銀閣寺”

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2月20日(木曜日)
今日は風も無く、寒くもなく良い日和です。プールに行くのはいつもは1時ですが、1時間早く12時に行きました。これは予めの行動です。道草は、京都銀閣寺に行こうと決めていました。プールを1時に出発し、高速道路を使えば1時間ほどで銀閣寺周辺に到着。駐車場を探して入ったのですが、哲学の道は横切るのはOKですが、川に沿っては車は通行禁止です。後ろからタクシーが来たので、駐車場を聞きました。直ぐ近くにあったので、駐車して再度哲学の道に歩いて行きました。

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銀閣寺に行こうと歩いていると、 「○ーじやはどこに有りますか?」 と二人連れのお嬢さんに声をかけられました。たどたどしい日本語なので、ハッキリ聞き取れません。「んんしょうじや?」らちが開かないので、スマホを見せてもらうと、「よーじや」でした。スマホはハングル文字だったので、韓国からの観光客です。
知らない店は、近くの店の方に教えてもらうに限ります。 「橋を渡った右側を、5分ほど行った所にありますよ」の言葉に従い、5分ほど歩きました。もっと先かと歩くも、よーじやの名前の喫茶店は現われません。これは来過ぎたと思い、地元の女子高生に教えてもらいました。やはり来過ぎていました。今度は見つかるだろうと探すも見当たりません。店の地図があれば簡単ですが、指を差してあっちでは難しいな。
二人連れのお嬢さんは、頼りないおっちゃんに愛想をつかしたのか、 「清水寺にも行く予定なので、よーじやは諦めます」 と言いました。ここまで探し、「はいそうですか」は男が廃れます。ここは意地でも連れて行かねばと、またまた聞いて探しました。「あった!」。橋を渡って一筋先の道を探していたので、見つかるはずも有りません。玄関には、喫茶のメニューと写真が出ています。てっきり喫茶かと思い、靴を脱いで上がろうとすると、店員の方と何やらやりとりをしています。「油取り紙」を買いたいと言っています。店員の方に聞くと、油とり紙は別棟で販売していました。

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二人が買い物をしている間、庭を散策しました。庭から喫茶店が見えます。大広間の座敷でスイーツらしきものを皆さん食べています。

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女性が喜びそうな店ですね。
しばらくすると、二人ともお土産に「油取り紙」をお買い上げでした。銀閣寺は次回にして、二人を清水寺まで連れて行ってあげようとしましたが、スマホを見せて指を差します。「いそがしいのに有難うございました」。1人で行くと言っていたので、余りひつこく誘うのもやらしいので、それではサヨウナラと別れました。案内の御礼にとウォン札を1枚いただきました。

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これが一体日本円でいくらかと、帰宅後調べると95円ほどでした。

【参  考】
「よーじや」は京都生まれの京都育ち。
よーじやの創業は1904(明治37)年。それまでは化粧雑貨品を大八車に積んで売り歩いていた先々代が、京の町なか、六角御幸町あたりに、店を構えたことに始まります。当初の屋号は「國枝商店」といいました。その後、京都でもいちばん賑やかな繁華街、新京極の花遊小路に本店を移転。これをきっかけに店名もよーじやとあらためました。この名は、当時は「楊枝(ようじ)」と呼ばれていた歯ブラシを商い、身近に親しまれていたことに由来する愛称。以来、店名として広く浸透するようになったのです。

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哲学の道沿いに歩けば、銀閣寺の参道が現われました。

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銀閣寺には、中学の修学旅行以来なので、55年ぶりになります。参道の両脇には、土産物屋さんが数多く並んでいます。 「八橋どうですか」 「帰りにします」 「金つばどうですか」 「帰りにします。

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それこそ思いのほか沢山の店が並んでいました。受付で拝観料500円を払い、境内を散策しました。

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銀閣寺は、正式名称を東山慈照寺と言います。

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中学時代に行ったというだけで、境内がどうだったか何てまったく記憶に残っていません。見るものすべて新鮮です。金閣寺には金箔が貼り付けられていますが、銀閣寺には銀箔は貼られていません。何故銀箔が貼られていないでしょうか。アンサープリーズ!
お答えします。「時の将軍義政は、銀箔を貼るつもりでした。ところが、それを果たすまでに亡くなってしまい、そのままで現在に至っています」。
観光客はオフシーズーンですが、多くの方が見えています。外人の方も多いですね。境内を散策すると、山の中腹に沢山の方が下界を見ているではありませんか。上まで上がれるんかいな。ほな上がりましょう。

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斜面には見事な苔が。どこを見ても「苔」「苔」「苔」。

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見惚れていると、コケちゃった~♪ 

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大満足の苔の庭でした。拝観料500円は安いといいたくなります。ツアーであればユックリは出来ませんが、1人での散策はその点良いですね。1時間半ほど銀閣寺界隈を散策し、駐車料金500円。併せて1,000円で楽しむことが出来ました。今度は何処へ行こうかな。考えるだけで楽しいね。


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