3月12日(水曜日)
今日は久しぶりに春の陽気です。梅の開花が7分咲きと報道されれば、陽気に誘われて観梅客がやってきます。毎年のことながら、観梅の季節になると、車で家を出るとき、家に帰る時往生します。道が狭く、観梅客に出くわすと、すれ違うまでどちらかがじっとしていなければなりません。
4時半になったので、梅林に散歩に行きました。風も無く気持ちが良いですね。梅の花を写しながら歩きます。
眼下に梅林を見下ろせる、絶景スポットに来ました。写真を撮るには、野菜畑に入って撮るのが良さそうです。農作業している方がいるようなので、どうしょうかと悩みます。しばらくその方を見ていると、姿勢がいつまで経っても変わりません。おかしいな?と思いながら、畑に入って近づきました。
何や!案山子か・・・・。
道理で畑のそばに「農作物を取るな」の看板が立っていました。
と言うことは、野菜ドロボーが出没しているようです。幸いにも、我が家の畑はサルに荒らされたことがあっても、人間にはやられたことは有りません。
この光景も後数日で、白い絨毯を敷き詰めたようになります。これを見た貴女は、「綺麗!」の声を上げることでしょう。
西の空を見上げると、飛行機雲が見えます。
これは天気が崩れるシグナルです。明日は雨模様のようです。5時前になっても、パラパラと観梅客がやってきます。グルッと梅林を回り帰路につくと、上がって来る観梅客から声をかけられました。「祭り会場は後どれくらいですか?」「2~3百メートルですよ」「売店は開いていますか?」「残念ながら売店は3時までです」
後からついて来た奥さんに、このことを告げ引き返そうとします。「せっかくここまで来られたのだから、祭り会場まで行かれてはどうでしょう。梅林も綺麗ですよ」
と教えてあげると、祭り会場を目指して上がって行かれました。観梅も、手をつないで歩こうと思えば、人の少ない4時以降がよろしいようです。