3月19日(火曜日)
滋賀県に行く途中、醍醐の住宅街で白い花があちこち目に入る。「ハクモクレン」だ。ハクモクレンは、桜の開花よりも少し早く咲く。
ハクモクレンは、家から10分の隣り町「井出町」の地蔵禅院入り口の一般の家のものが、この辺りでは一番見事だ。地蔵禅院の桜を見に行く時には、ピークを過ぎているので、見るならばその前に行かねばならない。帰宅して早速に様子伺いに行った。満開であれば遠くからでも白が目立つが、今日は目立たない。まだかな?やっぱりだ。
「ツボミふくらむ」で、1週間くらい早いようだ。ならばと、地元の郵便局のそばのハクモクレンを見に行った。ここのハクモクレンは見頃を迎えていた。
天気が良いので青空に映えるはずが、中国からの黄砂の影響で空がカスミがかってイマイチだ。モクレンの花は寿命が短い。咲いたと思ったら、直の間に花びらがバラバラと落ちて見苦しくなる。抜けるような青空の日に撮影に行くつもりだ。
【豆 知 識】
白木蓮 (はくもくれん)
・木蓮(もくれん)科。
・学名 Magnolia denudata または
Magnolia heptapeta
Magnolia : モクレン属
denudata : 裸の、露出した
Magnolia(マグノリア)は、
18世紀のフランス、モンペリエの植物学教授
「Magnol さん」の名前にちなむ。
・開花時期は、 3/10頃~ 4/10頃。
・白い清楚な花。
花びらの幅が広く、厚みがある。
花は上向きに閉じたような形で咲く。
全開しない。これが辛夷と違うところ。
・開花しているときの風景は、白い小鳥がいっぱい木に止まっているように見える。
・花びらは太陽の光を受けて南側がふくらむため、花先は北側を指す。
(そういえば「つぼみ」の頃は片方にそり返っている)
このことから、「磁石の木」と呼ばれることもある。